バングラデシュでの活動
バングラデシュ看護師育成プロジェクト
バングラデシュでは、近年は平均寿命も延びており、糖尿病や心臓疾患、悪性腫瘍などが急激に増加しており、高度医療の必要性も高まっています。
大学機関等で教育を受けた正規の看護師免許をもつ看護師は10人に1人ほどの割合です。しかしながら医療現場の戦力として、看護師の需要は高く、より多くの看護師が必要です。近年では首都ダカにおいては高度な医療器材も導入はされているものの、病院で勤務している看護師らの技術と知識が追いついていない現状もあり、勤務しながらも受講可能な研修プログラムが必要とされています。
私たちはバングラデシュの首都ダカで、プログラムの考案のために数箇所の病院を回り、現場の医師、看護師から詳細に聞き取り調査を行うと共に、使用されている医療機器などを見学してまわりました。各病院をまわりながら情報収集をする中で、十分に教育を受けた看護師の数も少なく、看護師に対する教育のプログラムを望む声を多く聞き、その必要性を再認識致しました。
私たちは首都ダカにある病院(Combined Military Hospital)で勤務している医師、看護師らから、彼らが望むプログラム内容に対するニーズを調査し、また病棟での調査から彼らの弱点などを分析し、日本の看護教育をベースとした看護師の知識と技術強化のためのプログラムを作成。そして2014年4月から同病院での看護師育成プログラムを開始しました。現在はその他、首都のいくつかの中核病院でもFuture Codeはこの看護師トレーニングプログラムを実施しており、日本からも多くのFuture Codeのスタッフがバングラデシュへ渡航しています。バングラデシュで現地の看護師らと共に、よりよい医療の実現に向けて活動を続けています。
首都郊外での診療所の運営と大規模農業、畜産業、コミュニティー開発プロジェクト
バングラデシュの首都郊外の街、ショラで2025年2月から診療所を建設、運営を開始しています。この地域には診療所はこれまでは存在しておらず、周辺には48の村が点在しています。
ここでは血液検査、心電図や超音波検査なども行うことが可能であり、また怪我や事故などに対して簡単な手術もでき、入院もできる施設となっています。
この施設の周囲の土地約35000坪では農業や畜産業、そのほかにレストランの経営なども含めたコミュニティー開発事業を行っており、主に女性を主体とするグループを雇用しており、雇用を生み出すとともに、収穫した作物での利益を医療支援として再投入し、低価格での診療の提供を実現しています。
孤児院診療
首都ダカや首都郊外にある孤児院において、彼らのニーズに応じて内科的診療、検診や、手洗いをはじめとした衛生教育を提供しています。
もし疾患が疑われた場合には孤児院の近隣の医療施設で精査し、必要に応じて治療を行います。